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『風媒花』・・・第一章

           風媒花
風媒花(ふうばいか)は、花粉媒介を風に頼る形の花のことである。

『風 媒 花』
  第一章

晩秋の日曜日、夕闇が迫る横浜中華街は、家族連れや恋人達でごった返していた。
善鄰門や関帝廟が異国の雰囲気を漂わせ、蒸かした肉饅の匂いが路地裏まで立ち籠めている。
久喜知彦は、妻の清子と、雑踏を掻き分けて広東料理の店へ逃げ込んだ。

「六時に予約している久喜ですが」

「四名でご予約頂いている久喜様ですね」

真っ赤なチャイナ服を着た店員が、二階の小さな個室へ知彦と清子を案内してくれた。

「ちょっと早過ぎましたかね」

清子はテーブルに着くや、どこか落ち着かない表情で時計を気にした。

「そわそわするなって。十五分前ならちょうどいい時間だ。先にビールでも貰おうか」

そう清子をたしなめた知彦は、わざと鷹揚に椅子へ腰掛けて店員を呼んだ。
だがその実、気も漫ろなのは清子よりも知彦の方だった。
運ばれてきたビールをつかみ損ね、うっかりテーブルの上に転がした。

「あらあら・・あなたも落ち着いて」

清子はクスクス笑いながら、こぼれたビールをおしぼりで拭いた。
今夜は、二十五歳になる娘の香織と、中華街で食事をする約束になっていた。

つきあっている男性を紹介したいと言うのだ。
香織に彼氏がいるのは薄々知っていたが、改まって顔を合わせるとなると、さすがに親として緊張を隠せなかった。
つづく・・・
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『風媒花』・・・第二章

『風 媒 花』
  第二章

知彦は五十二歳、一部上場する製薬会社の法務部で執行役員を務めている。
四十九歳の清子は専業主婦である。

久喜家は、横浜市北部にある閑静な住宅街に居を構え、子供は香織の他に大学生になる長男がいる。
良妻賢母と素直で心優しい子供達に囲まれ、知彦は何の憂いもない幸せな家庭を営んできた。
普段は冷徹な知彦が動揺する様を見て、逆に清子の方がどっしり腹を据えようだった。

「法律専門の堅物も、娘のことになるとただの父親になっちゃうのね」

チクリと耳元で皮肉った清子は、知彦をリラックスさせようと、持ち前のお喋りを遺憾なく発揮し始めた。

「あなた、娘を取られると思ったらダメ。新しい家族が増えると考えればいいのよ」

「・・ああ、わかっている」

清子の話は尤もなのだが、娘の父親としてはそう簡単に納得はできない。
どこの馬の骨ともわからない男に、二十五年間愛しんできた娘を奪われるのだ。

「香織は私と違って男を見る目があるから」

「ん、それはどういうことだ?」

「冗談よ。でも一哉さんって・・あ、彼氏の名前ね・・今は東京の商社で働いているんだけど、実家は仙台で大きな会社を経営しているらしいの」

「ふん、どうせ二世のボンボンだろ」

「でも一人息子だから、香織は将来社長夫人になるかもしれないわ。玉の輿よ」

まるで自分のことのように、少女に戻った清子は夢見る瞳を潤ませた。
つづく・・・
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『風媒花』・・・第三章

『風 媒 花』
  第三章

昨夜香織は知彦へ自慢げに話した。

「彼ね、パパに似ているんだ」

リップサービスかもしれないが、父親としては内心悪い気がしなかった。
定職につかない若者が多い時代、清子が言う通り、香織には男を見る目があるのかもしれない。
知彦はビールをあおった。

(しかしまだ油断は禁物だ)

長年法務畑を歩いてきた知彦は、おいしい契約話ほど、大きな落とし穴があるのを知っている。
そんな知彦の不安などお構いなしに、清子は無邪気に喋り続けた。

「でも香織のおかけで、今日は久しぶりにあなたとデートできたわ」

中華街へ来る前に、知彦と清子は港の見える丘公園と外人墓地へ足を延ばした。
二人だけで観光スポットを巡るのは、子供が生まれてからは初めてのことだった。
清子は知彦の耳元へ囁いた。

「うふふ、あなたと初めて会津でデートした日のことを思い出しちゃった」

清子は福島県会津若松市の出身で、忘れもしない三十二年前、その地で二人は初めて淡い恋に落ちたのだった。

「私にも男を見る目があったのかしら?」

惚気た表情の清子は、艶っぽい目線を知彦へ送ってきた。
つづく・・・
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『風媒花』・・・第四章

『風 媒 花』
  第四章

知彦の脳裏に白い熟女の体が浮かんだ。

(あの日、清子と別れてから・・)

清子には大切な夫婦の記念日も、知彦にとっては全く異なる意味を持っていた。
忌まわしくも甘美な一夜。

あの夜の秘め事は、妻の清子はもちろん、気の知れた友人にも語ることなく、四半世紀以上も心の奥底に封じ込めてきた。
ふと知彦は胸騒ぎを覚えた。

(・・まさか)

あり得ないと高を括りながらも、知彦はあの夜の密事に一抹の杞憂を感じた。
すると夏の雷雲のように、恐るべき不安がむくむくと知彦の心に湧き上ってきた。

三十二年前の会津。
知彦は窓の外に広がる中華街の夜景に目を遣りながら、あの日に出くわした不思議な出来事を思い返していた。
つづく・・・
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『風媒花』・・・第五章

『風 媒 花』
  第五章

一九七五年、冬。
雪が多い北国には珍しく、会津盆地はその朝、灰色の雲の合間から所々青空が覗いていた。
だが昨日まで降り続いた雪は、下書きの水彩画のように、街並みからあらゆる色を失わせていた。

朝六時、南雲清子との待ち合わせまでまだ二時間あった。
知彦は、まだ人も疎らな市街を、雪に足を取られながら歩いた。

刺すような冷気に吐く息が白い。
除雪が行き届かない小道には、優に三十センチを超える雪が積もっている。
暖をとる喫茶店は開いておらず、知彦は時間つぶしに会津鶴ガ城へと足を延ばした。

大学生の貧乏一人旅である。
一泊の宿代を浮かすため、知彦は深夜上野発の夜行急行に乗った。

だが格安の周遊券で乗れる夜行急行は、朝五時過ぎには会津若松に到着してしまう。
硬いボックスシートでは熟睡など望むべくもなく、体力と時間があり余る大学生だけに許される旅だった。

鶴ガ城の深く積もった雪の中で、知彦は心引き締まる思いがした。
戊辰戦争は日本史で学んだ。
そんな活字だけの知識だが、この地に立つと、血の匂いとともに生々しく悲惨な戦場が蘇ってくる。

張りつめた早朝の冷気にそびえる天守閣を臨んで、勝ち目のない戦に挑んだ会津人の気質を思った。
凛として質実剛健、頑固一徹でとにかく真面目であると言う。
その評が事実であることを、知彦はこの地に立って初めて知った。
つづく・・・
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『風媒花』・・・第六章

『風 媒 花』
  第六章

朝八時、蔵を改装した喫茶店に清子がやって来た。
清子との出会いは、知彦が友人と猪苗代湖を旅した半年前の夏に遡る。
その湖畔に、清子も友達と湖水浴に来ていたのだ。

大学生と高校生は、自然と親しくなって連絡先を教え合った。
すると東京へ戻った知彦へ、清子から文通したいと手紙が届いたのだった。
初めて会った時より大人びていたが、清子はまだ十七歳のあどけない女子高生である。

「お兄ちゃん、疲れたでしょう?」

「うん・・なかなか夜行急行じゃ眠れないからね」

清子は手紙の中でも知彦をお兄ちゃんと呼ぶ。
その呼称に違わず、手紙のやり取りをしていても、幼い清子に特別な恋愛感情など感じられなかった。

単に知彦は、東京の大学生として憧れられているだけだった。
清子は知彦を上目遣いに見ながら、クスクスと愛らしく微笑んだ。

「でも、兄ちゃんって変わっている」

ポニーテールの黒髪に、くりくりと無邪気な瞳がよく動く。
雪国生まれの透き通った肌に、ルージュに汚されていない口唇が清楚に見えた。
白いセーターの眩しさに劣らないほど、清子は無垢な輝きを放っていた。

「どうして?」

「だって、汽車を乗りにわざわざ会津まで来るなんて・・可笑しいわ」

知彦は今回会津へ訪れる目的を、現役で走る蒸気機関車に乗るためと伝えていた。
取り立てて鉄道マニアではないが、消えゆく蒸気機関車に乗ってみたいとは思っていた。
だがそれはあくまで表向きの理由で、清子と半年ぶりに会いたかったのが知彦の本心だった。

(やれやれ・・まだ子供だな)

知彦は落胆しながらも、清子がずっと今のままでいて欲しいとも願った。
つづく・・・
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『風媒花』・・・第七章

『風 媒 花』
  第七章

喫茶店を出ると、清子は親切に会津を案内してくれた。
白虎隊が自刀した飯盛山、名産の酒や漆器、そして田楽を食べさせる店を巡った。
雪に足を取られながら、二人は手を繋ぐこともなく市街を散策した。

楽しい時は過ぎるのが速い。
知彦は今夜、喜多方の北にある熱塩温泉に宿をとっていた。
磐越西線で会津若松から喜多方へ出て、そこから日中線に乗り継いだ終着駅が熱塩である。
日が傾き始める頃、二人は会津若松駅のホームにいた。

「お兄ちゃん・・」

清子は列車に乗ろうとする知彦を呼び止めた。
そしてもじもじしながら、首に架けた十字架のネックレスを知彦に渡した。

「私も来年東京の大学へ行きたい」

「えっ・・あ、ああ」

頭の中が真っ白になった。
清子は額を知彦の肩に押し当てて腕にしがみついてきた。

「いつまでも妹なんかじゃ嫌・・」

白いセーターを小高く膨らませる乳房が、知彦の腕をぎゅっと挟み込む。

「う、うん・・早く東京へ来いよ・・」

「そ、その時は・・蒸気機関車より大切に想ってくれる?」

「も、もちろんだよ」

情けないほど震える手で、知彦は清子の肩を抱いた。
喜多方へ向かう列車は、ディーゼル音を響かせながら、真っ白な雪原が広がる会津盆地を疾走した。

すでに西日は、黒い影となった山の稜線に沈みかけている。
知彦は列車の車窓にもたれながら、ぎゅっと十字架のネックレスを握り締めた。

(子供だとばかり思っていた清子が・・)

車窓のガラスに写る知彦の口許がふっと弛んだ。
そして腕に残る固い乳房の感触が、清子への想いを沸き立たせた。
つづく・・・
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『風媒花』・・・第八章

『風 媒 花』
  第八章

喜多方に着くと、和彦は熱塩へ行く日中線のホームへ向かった。
日中線は、喜多方から熱塩まで五駅しかないローカル線である。
日の中走らないのに日中線と言われるように、朝一便と夕二便しかダイヤがない。

ホームに着くと知彦は目を見張った。
そこには蒸気機関車のC11が、客車二輌を従えて白い蒸気を上げていた。

(C11が結びの神か・・)

知彦はカメラを取り出してシャッターを切った。
東京へ戻ったら、この蒸気機関車の写真を清子に送ってやろうとほくそ笑んだ。

ゆっくりと列車が動き出した。
旧式の木製客車に乗客は疎らだった。

青白い蛍光灯が、居眠りを始めた老婆をうら寂しく照らしている。
すでに日が落ちた雪の大地を、汽車はゆっくりと北へ向かう。
ポォーっと長く細い汽笛が、哀しみを湛えて山々に木霊した。

終着駅の熱塩は、時代こそ経っているがモダンな造りの駅舎だった。
C11に別れを告げて駅の外へ出ると、そこは人家も街路灯もない山奥の闇が支配していた。

(さて今夜の宿は・・)

遠く山裾に明かりが見えた。
知彦は人気のない真っ暗な山道を、積雪に注意しながらとぼとぼ歩き始めた。
つづく・・・
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『風媒花』・・・第九章

『風 媒 花』
  第九章

熱塩温泉は、会津盆地の北外れに位置する小さな温泉地である。
旅館は七軒で、湯治場然とした鄙びた建物が軒を連ねている。
予約した旅館に入ると、知彦が案内されたのは、八畳の小さな和室だった。

建てつけの悪い木の扉とささくれ立った畳、煙草のヤニで黄色くなった押入れの襖――食事つきで五千円の部屋である。
部屋の真ん中には炬燵が置かれ、ストーブが赤々と点っている。半纏を着た番頭らしい男が言った。

「夜は冷え込むから、そこにある褞袍を着て下さいよ」

「はい」

「ゆっくり温泉に入って温まってなあ・・今夜はお客さんとご夫婦が一組だけだから」

昨日までの雪と明日が月曜日とあって、旅館は閑古鳥が鳴いていると番頭は嘆いた。
早速知彦は、食事の準備ができるまで、浴衣の上に褞袍を羽織って浴場へ向かった。

熱塩温泉はその名の通り強食塩泉で、大浴場と女湯に分かれていた。
知彦が大浴場の暖簾をくぐると、すでに脱衣所の籠に衣類が入っていた。

(番頭さんが話していた夫婦のご主人が入っているのかな)

知彦は浴衣を脱いで浴場の扉を開いた。
かなり広い岩風呂である。
湯気が朦々と立ち籠め、正面のガラス窓には山奥の暗闇が広がっている。
つづく・・・
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『風媒花』・・・第十章

『風 媒 花』
  第十章

知彦はぎょっとした。
白い湯気の中、湯船に二つの人影が見えたからだ。

大浴場は混浴が許されている。
ならば夫婦で仲良く温泉を楽しんでいるに違いない。
知彦は浴場を出ようかと思ったが、それも不自然過ぎるので、目を逸らすようにして洗い場に腰かけた。

(これは困ったな)

夫婦の閨に迷い込んだような気まずさに、知彦は湯船に浸からず、夫婦へ背を向けたまま体を洗い始めた。
そんな知彦を気遣ってくれたのか、小さな湯音を立てた一人の影が、知彦の背後を通って脱衣場へ向かった。

洗い場には正面に鏡が設えてある。
人影が鏡の中を横切るのを知彦は見逃さなかった。
まだ若い女だった。

立ちこめる湯気でぼやけてはいたが、豊かな乳房とむっちりと肉づきのいいヒップが、知彦の網膜へしっかりと焼きつけられた。
女が浴場を出た後、体を洗った知彦は湯船に浸かった。

「申し訳なかったね」

一人残った男が話しかけてきた。
三十代後半ぐらいだろうか、髪を五分刈りにした体格のいい男だった。

「あ、いえ、こちらこそ済みませんでした」

「君が謝ることはないよ。若い人には目の毒だったかな」

「・・は、はあ」

知彦は顔が上気させた。
こっそり女の体を盗み見たのを、男に見透かされていたようだったからだ。
つづく・・・
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プロフィール

紅殻格子 

Author:紅殻格子 
紅殻格子は、別名で雑誌等に官能小説を発表する作家です。

表のメディアで満たせない性の妄想を描くためブログ開設

繊細な人間描写で綴る芳醇な官能世界をご堪能ください。

ご挨拶
「妄想の座敷牢に」お越しくださいまして ありがとうございます。 ブログ内は性的描写が多く 含まれております。 不快と思われる方、 18歳未満の方の閲覧は お断りさせていただきます。               
児童文学 『プリン』
  
『プリン』を読む
臆病で甘えん坊だった仔馬は、サラブレッドの頂点を目指す名馬へと成長する。
『プリン』
だが彼が探し求めていたものは、 競走馬の名誉でも栄光でもなかった。ちまちました素人ファンタジーが横行する日本の童話界へ、椋鳩十を愛する官能作家が、骨太のストーリーを引っ提げて殴り込みをかける。
日本動物児童文学賞・環境大臣賞を受賞。
『プリン』を読む

作 品 紹 介
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