紅殻格子のつぶやき①・・・『携帯小説』
先日、雑誌社の担当者H君より、
小説の携帯配信を始めるとの連絡がありました。
彼の話では、携帯小説の読者は80%が20~30代の女性で、
官能やラブロマンスがほとんどとのことです。
隔世の感がありますね。
おそらく『妄想の座敷牢』を読んで戴いている方も、
半数以上は女性なのではないでしょうか?
でも私はいいことだと思います。
一昔前までは、性の主導権どころか、
拒否権すら女性には与えてられていませんでした。
おそらく性を苦痛だと我慢してきた女性は少なくなかったでしょう。
性とは、男と女が悦びを確かめ合いながら、
二人の形をつくり上げていくものです。
決して一方的に与えられるものではありません。
そのためには女性も恥ずかしがらず、
もっと性を勉強すべきだと思います。
同時に男性も、
マグロ状態の女性が一番つまらないことを知っているのですから、
貞淑神話などに拘らず、二人で性を楽しむ姿勢を持つべきでしょう。
ただH君が間違っているのは、
女性の読者が多いので、
女性官能小説家の作品を多く配信しようとしていることです。
私は逆だと考えます。
女性官能小説家が持て囃されているのは、
男性の読者が、女性の立場から性を知りたいと思うからです。
まあ、どっちの予想が勝つかわかりませんが、
女性が性に興味を持つのは、実にすばらしいことに違いありません。
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