『あやかしの肌』・・・第十四章
『あやかしの肌』
第十四章
ネット小説ランキング>【R18官能部門】>あやかしの肌
女将の上腕がわずかに鳥肌立っている。
「ああ、気持ちいいわ」
「そうかい」
肌を覆う手拭いが恨めしかったが、辰二自身も類稀な触感に酔い痴れた。
三十路半ばでありながら、背中から尻にかけては、見事な砂時計型の体形を維持している。
だがうっすらと脂肪が乗った肌は、表面に湯玉ができるほどもっちりと張り、熟した女盛りの媚肉をこれ見よがしに誇っていた。
女将はうっとりとした顔で言った。
「ねえ、本当に次のお休みに飲みに来なさいよ。肩を揉んでくれたらタダにしてあげるから」
「気が向いたら寄らせてもらうよ」
またこの肌に触れられるかと思うと、背中を押す親指に自然と力が入った。
「ああっ」
不意の力強い指圧に、女将は思わず小さな声を洩らした。
そのどこか艶めかしい余韻を含んだ声は、辰二の股間に熱いたぎりを残したのだった。
つづく・・・
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だがうっすらと脂肪が乗った肌は、表面に湯玉ができるほどもっちりと張り、熟した女盛りの媚肉をこれ見よがしに誇っていた。
女将はうっとりとした顔で言った。
「ねえ、本当に次のお休みに飲みに来なさいよ。肩を揉んでくれたらタダにしてあげるから」
「気が向いたら寄らせてもらうよ」
またこの肌に触れられるかと思うと、背中を押す親指に自然と力が入った。
「ああっ」
不意の力強い指圧に、女将は思わず小さな声を洩らした。
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