『風媒花』・・・第二十一章
『風 媒 花』
第二十一章
すぐに絶頂はやって来た。
知彦は美幸の花奥から慌てて肉茎を抜こうとした。
「ダメ、抜いちゃダメ」
「で、でも・・」
「いいの・・中に・・お願いだから、中に出して!」
いきなり美幸は、知彦の腰を両手で抱えるように押さえ込んだ。
「い、いきます・・」
知彦は小さく告げると、ぎゅっと締めつける美幸の中へ、間歇的に精液を吐き出した。
美幸はひくひくと花奥を痙攣させながら、知彦の精液を奥まで受け入れたのだった。
夜が明けた。
知彦は自分の部屋で目を覚ました。
(昨夜のことは現実だったのだろうか?)
だがそれが夢でない証拠に、筋肉痛で体が悲鳴を上げていた。
呆とした頭で知彦は食堂へ向かった。
食堂の扉を開けると番頭が朝食を運んできた。
「おはようございます。昨晩はよく眠れましたか?」
「ええ、温泉で体が温まったから、それほど寒くありませんでした。ところで昨夜泊まっていたご夫婦は?」
「ああ、館内さんですか。もうとっくに出かけられましたよ」
知彦はほっとした。
美幸の顔をもう一度見たかったが、一馬と顔を合わせるのはさすがにばつが悪かった。
「あのご夫婦はよく来られるんですか?」
「ええ、三ヶ月に一度ぐらいでしょうか。ご夫婦はお子さんができないらしく、この温泉に足繁く通って来られます」
「子供ができない?」
「はあ、この熱塩温泉は子宝の湯として有名でして」
「子宝の湯?」
つづく・・・
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すぐに絶頂はやって来た。
知彦は美幸の花奥から慌てて肉茎を抜こうとした。
「ダメ、抜いちゃダメ」
「で、でも・・」
「いいの・・中に・・お願いだから、中に出して!」
いきなり美幸は、知彦の腰を両手で抱えるように押さえ込んだ。
「い、いきます・・」
知彦は小さく告げると、ぎゅっと締めつける美幸の中へ、間歇的に精液を吐き出した。
美幸はひくひくと花奥を痙攣させながら、知彦の精液を奥まで受け入れたのだった。
夜が明けた。
知彦は自分の部屋で目を覚ました。
(昨夜のことは現実だったのだろうか?)
だがそれが夢でない証拠に、筋肉痛で体が悲鳴を上げていた。
呆とした頭で知彦は食堂へ向かった。
食堂の扉を開けると番頭が朝食を運んできた。
「おはようございます。昨晩はよく眠れましたか?」
「ええ、温泉で体が温まったから、それほど寒くありませんでした。ところで昨夜泊まっていたご夫婦は?」
「ああ、館内さんですか。もうとっくに出かけられましたよ」
知彦はほっとした。
美幸の顔をもう一度見たかったが、一馬と顔を合わせるのはさすがにばつが悪かった。
「あのご夫婦はよく来られるんですか?」
「ええ、三ヶ月に一度ぐらいでしょうか。ご夫婦はお子さんができないらしく、この温泉に足繁く通って来られます」
「子供ができない?」
「はあ、この熱塩温泉は子宝の湯として有名でして」
「子宝の湯?」
つづく・・・
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