『風媒花』・・・第十七章
『風 媒 花』
第十七章
知彦の目は釘づけになった。
女の陰部を生で見るのは初めてだった。
湯を滴らせた翳りの下には、複雑な形をした薄褐色の花裂が走っている。
その終点近くで花裂は綻び捲れて、神秘的な濃桃色をした内肉を覗かせている。
「・・・・」
知彦は言葉を失った。
お世辞にも綺麗とは言い難い。
白い美肌からは想像できないグロテスクさに、改めて女性が獣の雌と変わらないことを知らされた。
だがその醜悪さを目の前にして、頭の中とは裏腹に、肉茎は弾けんばかりに血液を逆流させていた。
美幸は淫らに腰を「の」の字に揺らした。
「ねえ、見てばかりいないで・・」
誘われるままに知彦は、湯から上半身だけ乗り出すと、半ば無意識に露な陰部へと口唇を這わせた。
「あっ・・ああん・・」
真っ白な内腿がピクッと震えるや、美幸は上半身を仰け反らせた。
知彦は犬のように美幸の秘唇を無心で舐めた。
誰かに教わったわけでもないのに、知彦は美幸の花襞を掻き分け、尖った肉芽を剥き出すように舌先で嬲っていた。
「いいっ・・いいの・・久喜さんったら上手だわ・・」
いつしか知彦も浴槽を這い出し、二人は岩貼りのタイルで抱き合った。
やがて知彦を仰向けに寝かせると、美幸はいきり立った肉茎を口にくわえた。
「んぐぅ」
喉を鳴らして美幸が半ば辺りまで呑み込んでいく。
温かい美幸の口の中で、知彦は肉茎が蕩けるような悦楽を感じた。
つづく・・・
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知彦の目は釘づけになった。
女の陰部を生で見るのは初めてだった。
湯を滴らせた翳りの下には、複雑な形をした薄褐色の花裂が走っている。
その終点近くで花裂は綻び捲れて、神秘的な濃桃色をした内肉を覗かせている。
「・・・・」
知彦は言葉を失った。
お世辞にも綺麗とは言い難い。
白い美肌からは想像できないグロテスクさに、改めて女性が獣の雌と変わらないことを知らされた。
だがその醜悪さを目の前にして、頭の中とは裏腹に、肉茎は弾けんばかりに血液を逆流させていた。
美幸は淫らに腰を「の」の字に揺らした。
「ねえ、見てばかりいないで・・」
誘われるままに知彦は、湯から上半身だけ乗り出すと、半ば無意識に露な陰部へと口唇を這わせた。
「あっ・・ああん・・」
真っ白な内腿がピクッと震えるや、美幸は上半身を仰け反らせた。
知彦は犬のように美幸の秘唇を無心で舐めた。
誰かに教わったわけでもないのに、知彦は美幸の花襞を掻き分け、尖った肉芽を剥き出すように舌先で嬲っていた。
「いいっ・・いいの・・久喜さんったら上手だわ・・」
いつしか知彦も浴槽を這い出し、二人は岩貼りのタイルで抱き合った。
やがて知彦を仰向けに寝かせると、美幸はいきり立った肉茎を口にくわえた。
「んぐぅ」
喉を鳴らして美幸が半ば辺りまで呑み込んでいく。
温かい美幸の口の中で、知彦は肉茎が蕩けるような悦楽を感じた。
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