『愛憎の流砂』・・・第二十一章
『愛憎の流砂』
※ 男の愛撫にうねる白い肌・・・
愛人に溺れる母を恨み呪う少女・・・
やがて大人になった少女は、思いもよらぬ運命に手繰られていく。
第二十一章
淫らな女だ。
それは美幸が長年憎み続けてきた女の媚態だった。
禁を破って恥知らずな姿を晒すほど、美幸の下腹部は甘い疼きに痺れていた。
青砥はソファに座ったまま、ぐっと美幸の腰に腕を回して引き寄せた。
バランスを崩した美幸は、青砥の膝の上に、後ろ向きに抱っこされる格好で崩れ落ちた。
青砥が背後から乳房に両手を回してきた。
「いやん・・お尻だけの約束でしょう?」
「お尻も胸も、全部俺のものにしたい」
美幸の顎をつかむと、青砥は強引に振り向かせて口唇を重ねてきた。
「うう・・んぐぅ」
荒々しく青砥の舌が美幸の口の中を蹂躙する。
呼吸を荒げながら、美幸ももどかしげに舌を絡ませる。
「な、何で、こんなに切ない気持ちになるの・・ああ、自分がわからない・・」
自分から男を誘惑するなど、今までの美幸からは想像すらできないことだった。
計算ずくで生きてきた美幸は、初めて芽生えた男への感情に途惑うしかなかった。
ブラウスのボタンを外した青砥は、ごくっと生唾を呑んで白いブラジャーのホックに手をかけた。
「いや、恥ずかしい」
ブラジャーが解け、ぶるんと重みのある乳房が弾け出た。
背後から両手でぎゅっと鷲づかみにされると、指の間から柔肉がむにゅっと食み出す。
「とろけるみたいだ」
ごつごつと硬い掌で乱暴に揉みしだかれ、嬲られた乳首が痛いほど尖っている。
「ああ、好き、好きなの・・こんな気持ち初めてよ・・」
つづく・・・
※ お知らせ ※
2月22日発売の月刊文芸誌『祥伝社・小説NON3月号』に紅殻格子作「あやかしの肌」が掲載されました。
★『降矢木士朗・紅殻格子 メディア掲載作品&携帯小説配信サイト』紹介はこちらです★
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「いやん・・お尻だけの約束でしょう?」
「お尻も胸も、全部俺のものにしたい」
美幸の顎をつかむと、青砥は強引に振り向かせて口唇を重ねてきた。
「うう・・んぐぅ」
荒々しく青砥の舌が美幸の口の中を蹂躙する。
呼吸を荒げながら、美幸ももどかしげに舌を絡ませる。
「な、何で、こんなに切ない気持ちになるの・・ああ、自分がわからない・・」
自分から男を誘惑するなど、今までの美幸からは想像すらできないことだった。
計算ずくで生きてきた美幸は、初めて芽生えた男への感情に途惑うしかなかった。
ブラウスのボタンを外した青砥は、ごくっと生唾を呑んで白いブラジャーのホックに手をかけた。
「いや、恥ずかしい」
ブラジャーが解け、ぶるんと重みのある乳房が弾け出た。
背後から両手でぎゅっと鷲づかみにされると、指の間から柔肉がむにゅっと食み出す。
「とろけるみたいだ」
ごつごつと硬い掌で乱暴に揉みしだかれ、嬲られた乳首が痛いほど尖っている。
「ああ、好き、好きなの・・こんな気持ち初めてよ・・」
つづく・・・
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