「肉形見」 第十四章・・・(紅殻格子)
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「肉形見」
十四・
高校時代、武彦はよく浩一の家に泊めて貰った。
その夜も武彦は夕食をご馳走になり、寝る前に浩一と温泉に浸かった。
温泉は立派な檜風呂で、
湯船には乳白色の硫黄を含んだ湯が満々と湛えられている。
その時、隣の女湯から若い女の声がした。
「女子大生が三人、今夜は泊まっている」
浩一は小声で武彦に囁いた。
秘湯ブームで、こんな山奥の温泉にまで若い女性が足を運ぶらしい。
「おい、幸い他の客もいないし、いい事を教えてやろうか」
風呂は元々一つの大きな浴室で、
それを高さ2メートルほどの檜板で男湯と女湯が仕切られている。
浩一はその檜板に近寄って武彦を手招きした。
見ると無数にある檜板の節目の中、一箇所だけ小さな穴が開いている。
「見てみろよ」
浩一はニッと笑った。
覗きが犯罪行為であることは十分承知していた。
だが童貞の武彦が生身の女体を目の当たりにして、
欲望を抑えきれるはずがなかった。
武彦は罪悪感を覚えながらも、淫猥な節穴に吸い寄せられた。
つづく・・・
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「女子大生が三人、今夜は泊まっている」
浩一は小声で武彦に囁いた。
秘湯ブームで、こんな山奥の温泉にまで若い女性が足を運ぶらしい。
「おい、幸い他の客もいないし、いい事を教えてやろうか」
風呂は元々一つの大きな浴室で、
それを高さ2メートルほどの檜板で男湯と女湯が仕切られている。
浩一はその檜板に近寄って武彦を手招きした。
見ると無数にある檜板の節目の中、一箇所だけ小さな穴が開いている。
「見てみろよ」
浩一はニッと笑った。
覗きが犯罪行為であることは十分承知していた。
だが童貞の武彦が生身の女体を目の当たりにして、
欲望を抑えきれるはずがなかった。
武彦は罪悪感を覚えながらも、淫猥な節穴に吸い寄せられた。
つづく・・・
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