『人外境の花嫁』六.伏魔殿の監禁者(二十四)
『人外境の花嫁』
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六.伏魔殿の監禁者(二十四)
恵比須顔の支部長が麻美の前に立った。
「麻美様、あなたは教団の花嫁となるため、しばらく横浜支部に留まって戴きますよ」
支部長は凶刀をぶらぶらさせながら、花嫁修業と称して麻美のこれからを語った。
まず生理である。
教団の花嫁となる麻美が、現在妊娠していないかを確認すると言う。
そして排卵日を計算して、結婚の儀式を執り行うと説明した。
咳払いして支部長は続けた。
「失礼ですが、麻美様は長いこと仕事で性器を酷使されてこられました。まるでボロボロの雑巾・・いや、これは口が過ぎました」
支部長が言わんとするのは、体を売る商売をしていると、性的刺激に慣れて感度が低下することだった。
男を求める淫欲がなければ、結婚の儀式で妊娠しづらいと支部長は言う。
「科学的に正しいかはわかりませんが、麻美様が失ったエクスタシーを取り戻すことで、よりたくさんの精子を子宮へ導くことができるのです」
そのために同性愛者のミーアを仕えさせ、その舌と指で四六時中性欲を高揚させると言うのだ。
「ああっ、そんなの・・そんなのって、子供を産ませるためだけに・・厭っ!」
朦朧とする意識の中、ミーアの愛撫は麻美の理性を奪いつつあった。
支部長が剥き出しの陰部に顔を近づけた。
「皆の者、ここから新たな我々の神が生まれるのだ!」
そう高らかに宣言すると、幹部全員がはしたなく濡れた麻美の陰部を覗き込んだ。
つづく…
皆様から頂く
が小説を書く原動力です



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紅殻格子の日記は「黄昏時、西の紅色空に浮かぶ三日月」に記載しています。
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「麻美様、あなたは教団の花嫁となるため、しばらく横浜支部に留まって戴きますよ」
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まず生理である。
教団の花嫁となる麻美が、現在妊娠していないかを確認すると言う。
そして排卵日を計算して、結婚の儀式を執り行うと説明した。
咳払いして支部長は続けた。
「失礼ですが、麻美様は長いこと仕事で性器を酷使されてこられました。まるでボロボロの雑巾・・いや、これは口が過ぎました」
支部長が言わんとするのは、体を売る商売をしていると、性的刺激に慣れて感度が低下することだった。
男を求める淫欲がなければ、結婚の儀式で妊娠しづらいと支部長は言う。
「科学的に正しいかはわかりませんが、麻美様が失ったエクスタシーを取り戻すことで、よりたくさんの精子を子宮へ導くことができるのです」
そのために同性愛者のミーアを仕えさせ、その舌と指で四六時中性欲を高揚させると言うのだ。
「ああっ、そんなの・・そんなのって、子供を産ませるためだけに・・厭っ!」
朦朧とする意識の中、ミーアの愛撫は麻美の理性を奪いつつあった。
支部長が剥き出しの陰部に顔を近づけた。
「皆の者、ここから新たな我々の神が生まれるのだ!」
そう高らかに宣言すると、幹部全員がはしたなく濡れた麻美の陰部を覗き込んだ。
つづく…






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