『再びの夏』 第十九章
『再びの夏』(十九)
FC2 R18官能小説
(十九)
ゴム風船のように張りつめた乳房を愛撫しながら、邦彦はショーツに手をかけた。
由紀子は坑った。
今更隠すものなど何もない関係だが、邦彦に縄の縛めを受け、また別の羞恥を感じたからだった。
邦彦もそんな由紀子の仕草に息を荒くした。
「いやっ!」
ショーツを剥ぎ取られた由紀子は、むっちりと肉付きのいい太腿を強く閉じた。
由紀子の体を知り尽くしている邦彦は、草叢を守る太腿のつけ根にすっと中指を滑り込ませた。
「あん!」
ピンポイントで、花弁に隠れていた快感を催す呼び鈴を押された。
電撃が由紀子の全身を貫き、太腿から力が抜けた。
すかさず邦彦は由紀子の両脚をМ字に開き、両方の膝を椅子の肘掛に結わえつけた。
「いやん、丸見えになっちゃう」
嫌というほど曝してきた淫花だが、別人のような邦彦を前に、羞恥に体が震えた。
邦彦は楽しそうに淫花を弄んだ。
「ほら、滴り落ちるぐらいの大洪水だ」
「恥ずかしい…言わないで…」
邦彦はわざとピチャピチャと音をたて、花芯を指で掻き回す。
「シャワーを浴びたいと言い出したのも、ホテルのロビーで会った時に、もう濡れていたからなんだろう?」
「ああ…そんな…」
「答えるんだ」
指の腹で尖った淫芽をこねくり回され、由紀子は腰が動くのを抑えられなかった。
「は、はい…濡れていました…ああ、許して…」
「いやらしい女だ。しかしよく見ると、ちょっと昔より黒ずんでいるな。僕がいない寂しさで、ご主人とやり過ぎたんじゃないか?」
邦彦は舌先で花弁の縁を辿った。
「はうぅぅ…お、夫とは、ほとんどしていません」
「どうだか。男欲しさに僕以外の男と浮気したかもしれないし」
由紀子は大きく横に首を振った。
「寂しかったわ…でも愛しているのはあなただけよ」
泣きべそをかく由紀子の頭に、邦彦はそっと包むように掌を置いた。
「僕の女は由紀子だけだ」
邦彦はそう耳元で囁くと、乾いた由紀子の口唇を塞いだ。
つづく…
皆様から頂くが小説を書く原動力です
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ゴム風船のように張りつめた乳房を愛撫しながら、邦彦はショーツに手をかけた。
由紀子は坑った。
今更隠すものなど何もない関係だが、邦彦に縄の縛めを受け、また別の羞恥を感じたからだった。
邦彦もそんな由紀子の仕草に息を荒くした。
「いやっ!」
ショーツを剥ぎ取られた由紀子は、むっちりと肉付きのいい太腿を強く閉じた。
由紀子の体を知り尽くしている邦彦は、草叢を守る太腿のつけ根にすっと中指を滑り込ませた。
「あん!」
ピンポイントで、花弁に隠れていた快感を催す呼び鈴を押された。
電撃が由紀子の全身を貫き、太腿から力が抜けた。
すかさず邦彦は由紀子の両脚をМ字に開き、両方の膝を椅子の肘掛に結わえつけた。
「いやん、丸見えになっちゃう」
嫌というほど曝してきた淫花だが、別人のような邦彦を前に、羞恥に体が震えた。
邦彦は楽しそうに淫花を弄んだ。
「ほら、滴り落ちるぐらいの大洪水だ」
「恥ずかしい…言わないで…」
邦彦はわざとピチャピチャと音をたて、花芯を指で掻き回す。
「シャワーを浴びたいと言い出したのも、ホテルのロビーで会った時に、もう濡れていたからなんだろう?」
「ああ…そんな…」
「答えるんだ」
指の腹で尖った淫芽をこねくり回され、由紀子は腰が動くのを抑えられなかった。
「は、はい…濡れていました…ああ、許して…」
「いやらしい女だ。しかしよく見ると、ちょっと昔より黒ずんでいるな。僕がいない寂しさで、ご主人とやり過ぎたんじゃないか?」
邦彦は舌先で花弁の縁を辿った。
「はうぅぅ…お、夫とは、ほとんどしていません」
「どうだか。男欲しさに僕以外の男と浮気したかもしれないし」
由紀子は大きく横に首を振った。
「寂しかったわ…でも愛しているのはあなただけよ」
泣きべそをかく由紀子の頭に、邦彦はそっと包むように掌を置いた。
「僕の女は由紀子だけだ」
邦彦はそう耳元で囁くと、乾いた由紀子の口唇を塞いだ。
つづく…
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