『マネキン妻の懊悩』(十六)
『マネキン妻の懊悩』(十六)
「妄想の囲炉裏端」紅殻格子の呟き入口
FC2 R18官能小説
十六
ツーっと内腿に淫蜜が伝った。
美咲は羞恥に頬を真っ赤に染めながら、足早に男達の淫猥な視線から逃げ出した。
場外馬券売場を出ると、美咲は駐車している車の助手席に乗り込んだ。
運転席では山田が煙草を燻らせていた。
「どうだった?」
「・・・・」
美咲は無言のまま、買ってきた馬券を山田に渡した。
すべては山田が描いたシナリオだった。
「何で黙っているの?」
突然山田は、ポツンの突起した乳首を服の上から摘んだ。
「ああっ、いやよ」
ピクッと体を震わせた美咲は、山田の掌を振り払って両腕で乳房を覆った。
「敏感になっているみたいだな。こっちはどうだ?」
山田は強引にスカートの中へ手を伸ばしてきた。
「だ、だめっ、そこはだめ・・ああっ!」
慌てて美咲は太腿を閉じたが、素早い山田の指先は、ショーツをつけていない陰部を的確に捉えていた。
「予想通り、お漏らし状態か」
「ああん、意地悪・・先生がそうさせたくせに・・」
美咲は羞恥に顔が上気させた。
まだ興奮で体が小刻みに震えている。
頚動脈がドクドクと鼓動しているのがわかる。
(イヴ・・私をどこまで狂わせるつもりなの?)
淫蜜で濡れた指先を、山田は美咲の眼前に掲げて匂いを嗅いで見せた。
狂わんばかりの羞恥の中で、美咲は堪え切れない悦びを必死に噛み潰していた。
つづく…
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美咲は羞恥に頬を真っ赤に染めながら、足早に男達の淫猥な視線から逃げ出した。
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運転席では山田が煙草を燻らせていた。
「どうだった?」
「・・・・」
美咲は無言のまま、買ってきた馬券を山田に渡した。
すべては山田が描いたシナリオだった。
「何で黙っているの?」
突然山田は、ポツンの突起した乳首を服の上から摘んだ。
「ああっ、いやよ」
ピクッと体を震わせた美咲は、山田の掌を振り払って両腕で乳房を覆った。
「敏感になっているみたいだな。こっちはどうだ?」
山田は強引にスカートの中へ手を伸ばしてきた。
「だ、だめっ、そこはだめ・・ああっ!」
慌てて美咲は太腿を閉じたが、素早い山田の指先は、ショーツをつけていない陰部を的確に捉えていた。
「予想通り、お漏らし状態か」
「ああん、意地悪・・先生がそうさせたくせに・・」
美咲は羞恥に顔が上気させた。
まだ興奮で体が小刻みに震えている。
頚動脈がドクドクと鼓動しているのがわかる。
(イヴ・・私をどこまで狂わせるつもりなの?)
淫蜜で濡れた指先を、山田は美咲の眼前に掲げて匂いを嗅いで見せた。
狂わんばかりの羞恥の中で、美咲は堪え切れない悦びを必死に噛み潰していた。
つづく…
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