『パート妻の純情』(十九)
『パート妻の純情』(十九)
「妄想の囲炉裏端」紅殻格子の呟き入口
FC2 R18官能小説
何年ぶりのキスだろうか。子供が生まれてからは夫にも求められたことがない。
(浩平君が私みたいなおばさんを・・)
俄かに彩子は信じられなかった。
夢かもしれないと疑った。
年齢も容姿も、自分の現実の姿は良く知っているつもりだ。
だがそんな疑心を抱きつつも、彩子の体は浩平の口づけに翻弄されていった。
抗う気持ちまで吸いとられた彩子は、瞳を閉じて浩平の舌技を受け入れるしかなかった。
浩平はそっと口唇を離すと、仰向けの彩子と並んで添い寝した。
「・・信じられない」
「信じて欲しい。僕もずっと苦しんできたんです」
浩平は白いブラウスのボタンを、ゆっくりと襟元から一つ一つ外していく。
「ずっと苦しんで?」
「だって柴崎さんは人の妻。いくら想っても叶わない恋じゃないですか」
浩平はそう彩子の耳元で囁いた。そして軽く耳朶を噛んだ。
「あっ・・でも、でも・・」
「だから今夜、叱られるのを覚悟で、僕は、僕は柴崎さんに・・」
ブラウスの前がはだけ、淡いブルーのブラジャーが露になる。
「で、でも十四歳も年上なのよ。私より若くて綺麗な娘がたくさんいるのに」
「関係ありません。僕は柴崎さんを好きになったんだから」
浩平はそう言い切ると、引き千切るようにブラジャーを剥ぎ取った。
つづく…
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(浩平君が私みたいなおばさんを・・)
俄かに彩子は信じられなかった。
夢かもしれないと疑った。
年齢も容姿も、自分の現実の姿は良く知っているつもりだ。
だがそんな疑心を抱きつつも、彩子の体は浩平の口づけに翻弄されていった。
抗う気持ちまで吸いとられた彩子は、瞳を閉じて浩平の舌技を受け入れるしかなかった。
浩平はそっと口唇を離すと、仰向けの彩子と並んで添い寝した。
「・・信じられない」
「信じて欲しい。僕もずっと苦しんできたんです」
浩平は白いブラウスのボタンを、ゆっくりと襟元から一つ一つ外していく。
「ずっと苦しんで?」
「だって柴崎さんは人の妻。いくら想っても叶わない恋じゃないですか」
浩平はそう彩子の耳元で囁いた。そして軽く耳朶を噛んだ。
「あっ・・でも、でも・・」
「だから今夜、叱られるのを覚悟で、僕は、僕は柴崎さんに・・」
ブラウスの前がはだけ、淡いブルーのブラジャーが露になる。
「で、でも十四歳も年上なのよ。私より若くて綺麗な娘がたくさんいるのに」
「関係ありません。僕は柴崎さんを好きになったんだから」
浩平はそう言い切ると、引き千切るようにブラジャーを剥ぎ取った。
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