『パート妻の純情』(六)
『パート妻の純情』(六)
「妄想の囲炉裏端」紅殻格子の呟き入口
FC2 R18官能小説
細面の顔立ちに、ウエーブがかかった天然栗色の繊細な髪。
細いがきりっとした眉に、純朴さを湛える愛らしい瞳。
そして女でも敵わない光沢を帯びた艶っぽい口唇。
その瞼の裏に描かれた若い男は、艶然と彩子に微笑みかけてきた。
(・・浩平君・・)
まるで少女のように彩子はキュンと胸を詰らせた。
瞼の闇の中で、彩子は若い男のスリムな裸身を想像した。
ほっそりとしているわりに筋肉質で、ぼてぼての国夫とはまるで別の生き物に見える。
そしてその腰には、ぼんやりとしているが男性自身がそそり立っている。
(ああ・・浩平君、こんなオバサンでも愛してくれるの?)
輝くような若い肢体を前にして、彩子は自分の老いた肉体が恥ずかしくなった。
だが若い男は、微笑みながら彩子の体を抱きしめてくれた。
(浩平君・・愛しているの・・お願い、もっと強く抱いて・・)
妄想の渦に呑み込まれながら、彩子は湿った茂みの下で頭を出した淫芯を、一心不乱に揉み砕いた。
「く・・くくぅ・・」
彩子は片手で口を塞ぎ、堪えきれない喘ぎを懸命に押さえる。
(も、もういきそう・・浩平君、私、いっちゃう・・)
ガクガクと全身を震わせた彩子は、若い男に抱かれる痴態を夢想しながら、絶頂の波に突き上げられて果てた。
手から落ちたシャワーが、タイルの上で蛇のようにくねっている。
まだ荒々しい呼吸が整わない彩子は、しばらくその動きをぼんやり眺めていた。
つづく…
皆様から頂くが小説を書く原動力です
『紅殻格子メディア掲載作品&携帯小説配信サイト』紹介
にほんブログ村 恋愛小説(愛欲) FC2官能小説 人気ブログランキング~愛と性~
「妄想の囲炉裏端」紅殻格子の呟き入口
FC2 R18官能小説
細面の顔立ちに、ウエーブがかかった天然栗色の繊細な髪。
細いがきりっとした眉に、純朴さを湛える愛らしい瞳。
そして女でも敵わない光沢を帯びた艶っぽい口唇。
その瞼の裏に描かれた若い男は、艶然と彩子に微笑みかけてきた。
(・・浩平君・・)
まるで少女のように彩子はキュンと胸を詰らせた。
瞼の闇の中で、彩子は若い男のスリムな裸身を想像した。
ほっそりとしているわりに筋肉質で、ぼてぼての国夫とはまるで別の生き物に見える。
そしてその腰には、ぼんやりとしているが男性自身がそそり立っている。
(ああ・・浩平君、こんなオバサンでも愛してくれるの?)
輝くような若い肢体を前にして、彩子は自分の老いた肉体が恥ずかしくなった。
だが若い男は、微笑みながら彩子の体を抱きしめてくれた。
(浩平君・・愛しているの・・お願い、もっと強く抱いて・・)
妄想の渦に呑み込まれながら、彩子は湿った茂みの下で頭を出した淫芯を、一心不乱に揉み砕いた。
「く・・くくぅ・・」
彩子は片手で口を塞ぎ、堪えきれない喘ぎを懸命に押さえる。
(も、もういきそう・・浩平君、私、いっちゃう・・)
ガクガクと全身を震わせた彩子は、若い男に抱かれる痴態を夢想しながら、絶頂の波に突き上げられて果てた。
手から落ちたシャワーが、タイルの上で蛇のようにくねっている。
まだ荒々しい呼吸が整わない彩子は、しばらくその動きをぼんやり眺めていた。
つづく…
皆様から頂くが小説を書く原動力です
『紅殻格子メディア掲載作品&携帯小説配信サイト』紹介
にほんブログ村 恋愛小説(愛欲) FC2官能小説 人気ブログランキング~愛と性~