心の闇① オカマ山探訪記(その2)・・・降矢木士朗
心の闇① オカマ山探訪記(その2) 降矢木士朗
階段を登り切ると、そこは円錐型の小山だけに、半径5メートルほどの円形の広場になっていました。
中央には街燈が一本、小さな広場を照らしています。
円周に沿って、ベンチや石でできた腰かけが10席ばかり並べられています。
勢いよく階段を上った月絵が立ち尽くしていました。
5~6人の黒服を着た男達が、思い思いにベンチで腰かけているのです。
誰も目を合わせず話もしません。
ただベンチに座ってお互いの動きを監視し合っているようでした。
私は月絵の手を取って空いているベンチに腰掛けました。
「せ、先生・・・」
月絵が怯えた目で私に合図しました。
その視線の先、隣のベンチには、一人の女性が横になっていました。
酔い潰れて寝ているのかと思いました。
しかもスカートが捲れ上がり、フリルのついたパンツと無防備な太股が丸出しになっています。
「つ、月絵君、起こしてあげた方がいいかな・・・」
「いえ、彼女・・・いえ、彼は眠っているふりをしているだけですよ」
月絵は私の耳元で囁きました。
私も冷静に観察します。
丸見えになった太い両脚が、蚊でもいるのか時折もぞもぞと動きます。
待っているのです。
ベンチで寝た振りをしながら、女装子はパンツを丸出しにして男達のアプローチを待っていたのです。
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「つ、月絵君、起こしてあげた方がいいかな・・・」
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私も冷静に観察します。
丸見えになった太い両脚が、蚊でもいるのか時折もぞもぞと動きます。
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tag : 女装子