『遠距離夫婦』・・・第二十五章
『遠距離夫婦』
※心も体も冷え切ってしまった夫婦。
そんな結婚生活にピリオドを打てとばかりに、夫は会社の転勤で単身赴任生活へ。
愛人か妻か・・・ぽっかりと夫の心に空いた隙間を埋めるのは?
第二十五章
清美は涙目で和久を見つめた。
「辛かったの・・ずっと抱いてくれなかったから・・あなたが外に女をつくったのもわかっていた・・でも悪いのは私だから・・」
「・・・・」
「洋和が親離れしてやっと母親から解放されたの。でもあなたはもう家にいなかった。離れて初めてわかったの。もう一度あなたに甘えたいって・・寂しくて切なくて・・我慢できなくて会津まで来ちゃったの・・」
泣いているのか清美の肩が小刻みに震えている。
「わかった、もう泣くな。お前のことを思い遣れなかった俺も悪かったんだ」
和久は強く清美の体を抱き締めた。
清美の肌の温もりが、十年間のわだかまりをゆっくり溶かしていくように思えた。
和久は布団を剥ぎ、清美の裸身に覆い被さった。
泣いて瞼を赤らめた清美に口唇を重ねた。
「・・んん」
清美は切なげに瞳を閉じ、赤子のように和久の口を強く吸ってくる。
口唇から耳、そして首筋へと舌を這わせながら、和久は掌にあまる乳房を両手で絞り上げた。
「あ・・あん・・」
風船のようにパンパンに張った乳房は、ぷつぷつと粟立つ薄褐色の乳暈に、小指の先ほどの乳首をピンと立たせている。
和久はそのいじらしい乳首を口に含んだ。
そしてその根元を軽く噛むと、舌先を左右に震わせて尖った先端を嬲った。
「ああん、だめぇ・・」
つづく・・・
『妄想の囲炉裏端・・・紅殻格子呟き日記』
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清美は涙目で和久を見つめた。
「辛かったの・・ずっと抱いてくれなかったから・・あなたが外に女をつくったのもわかっていた・・でも悪いのは私だから・・」
「・・・・」
「洋和が親離れしてやっと母親から解放されたの。でもあなたはもう家にいなかった。離れて初めてわかったの。もう一度あなたに甘えたいって・・寂しくて切なくて・・我慢できなくて会津まで来ちゃったの・・」
泣いているのか清美の肩が小刻みに震えている。
「わかった、もう泣くな。お前のことを思い遣れなかった俺も悪かったんだ」
和久は強く清美の体を抱き締めた。
清美の肌の温もりが、十年間のわだかまりをゆっくり溶かしていくように思えた。
和久は布団を剥ぎ、清美の裸身に覆い被さった。
泣いて瞼を赤らめた清美に口唇を重ねた。
「・・んん」
清美は切なげに瞳を閉じ、赤子のように和久の口を強く吸ってくる。
口唇から耳、そして首筋へと舌を這わせながら、和久は掌にあまる乳房を両手で絞り上げた。
「あ・・あん・・」
風船のようにパンパンに張った乳房は、ぷつぷつと粟立つ薄褐色の乳暈に、小指の先ほどの乳首をピンと立たせている。
和久はそのいじらしい乳首を口に含んだ。
そしてその根元を軽く噛むと、舌先を左右に震わせて尖った先端を嬲った。
「ああん、だめぇ・・」
つづく・・・
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