『人妻捕獲倶楽部』・・・(第二十章)
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『人妻捕獲倶楽部』
二十
口がカラカラに渇いている。
圭祐はスコッチをロックであおった。
焼けつく喉と胃が、焦がれる心を代弁しているようだった。
湧きあがる怒りと嫉妬をなだめ、圭祐は貼りつけられた画像をクリックした。
運転席から撮られたアングルで、助手席に座った女が写っていた。
むろん顔にモザイクはかかっているが、ブラウスとスカートには見覚えがあった。
慌てたのだろうか、ボタンを掛違えたブラウスの合わせから、圭祐が見たこともない黒のブラジャーが覗いている。
そしてスカートの裾も乱れ、むっちりと淫らな白い太腿が剥き出しになっている。
(信じられない)
写真は途中で切れているが、宏美の右肘から先は、間違いなく留美夫の股間へ伸びているようだった。
圭祐は髪を掻き毟った。
まさかあの真面目な妻が、二十歳そこそこの若造に口説かれて陥落するとは。
しかも不感症どころか、野外での愛撫にショーツを濡らしているのだ。
圭祐には想定外の出来事だった。
(何故だ、何故なんだ!)
かろうじて圭祐は心の煩悶を堪えながら、一番新しい投稿をクリックした。
つづく・・・
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