『人妻捕獲倶楽部』・・・(第十四章)
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『人妻捕獲倶楽部』
十四
私は不承不承(かな?)ですが、その男の妻、宏美に接近を図りました。
留美の情報では、週二回フィットネスクラブに通っているとのことで、
私は一ヶ月体験コースに入ってチャンスを待ちました
(もちろん費用は留美持ちです)。
通って一週間ぐらいでしょうか、私は宏美を探し出すことができました。
そしてクラブ初心者を装い、あれこれと尋ねるふりをして宏美に話しかけたのです。
宏美は、どこにでもいるような地味目な主婦でした。
バサバサで冴えない黒髪、投げやりに化粧した顔、ずんぐりとした体形、
他人の視線をまったく意識しない服装――
これではご主人が言うように、家政婦として扱われても仕方ありません。
宏美はとても親切にクラブのことを教えてくれました。
私は宏美が通う曜日と時間を聞き出し、
その日は顔を覚えてもらうだけにして別れました。
その後は、偶然を装いながら雑談する機会を増やし、
少しずつ打ち解けていくように仕向けました。
「宏美さんはいつも一人でクラブに通っているんですか?」
「え・・ええ」
「でも一人だとなかなか続けるのが難しいですよね?」
「はあ・・いえ・・」
「どうされたんですか? どこか具合でも悪いんですか?」
「あの、その・・済みません。私、若い男性と、何を話したらいいかわからなくて・・」
つづく・・・
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