「それってセクハラ?」 第十七章・・・(紅殻格子)
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「それってセクハラ?」
十七。
上野の路地裏にあるラブホテル。
シャワーを浴びた健太が部屋に戻ると、
典子はすでにベッドの中に身を潜めていた。
健太がそっと掛け布団を捲ると、
典子は両手で乳房を抱くようにして背を向けた。
「は・・恥ずかしい・・」
細い首筋から続くスリムな裸身が瑞々しい。
抱けば括れてしまいそうなウエストから、
美しい半球形のヒップが小高く隆起している。
「明かりを消そうか?」
「け、消さないで・・私を見て・・」
典子は仰向けに寝ると、聖壇に置かれた生贄のように、
手足を伸ばして裸身を健太に晒した。
小ぶりだが形のいいお椀型の乳房は、
典子が呼吸するたびに胸の上で軽快に弾んだ。
薄い赤桃色の乳暈の中央には、
緊張と羞恥のために乳首が震え立っている。
そして贅肉のない少女と見まがう下腹部には、
漆黒の翳りがそよいで男の愛撫を誘う。
(同じ女でも熟れた人妻とは別物だ)
健太は初々しい肢体を前に、思わずごくりと生唾を飲んだ。
典子は健太から顔を反らしたまま聞いた。
「あ、あなたを信じて抱かれれば、
本当にこのまま会社で働かせてもらえるのよね」
よほど男に騙されたことが堪えているのだろう。
典子は不安そうに何度か同じ問いかけを繰り返した。
「もちろんだよ。僕の言う通りにしてくれれば、
会社を辞めなくていいようにするよ」
健太は掌で下腹部を撫でながら、
典子に安心を与えるようにはっきりと答えた。
つづく・・・
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十七。
上野の路地裏にあるラブホテル。
シャワーを浴びた健太が部屋に戻ると、
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健太がそっと掛け布団を捲ると、
典子は両手で乳房を抱くようにして背を向けた。
「は・・恥ずかしい・・」
細い首筋から続くスリムな裸身が瑞々しい。
抱けば括れてしまいそうなウエストから、
美しい半球形のヒップが小高く隆起している。
「明かりを消そうか?」
「け、消さないで・・私を見て・・」
典子は仰向けに寝ると、聖壇に置かれた生贄のように、
手足を伸ばして裸身を健太に晒した。
小ぶりだが形のいいお椀型の乳房は、
典子が呼吸するたびに胸の上で軽快に弾んだ。
薄い赤桃色の乳暈の中央には、
緊張と羞恥のために乳首が震え立っている。
そして贅肉のない少女と見まがう下腹部には、
漆黒の翳りがそよいで男の愛撫を誘う。
(同じ女でも熟れた人妻とは別物だ)
健太は初々しい肢体を前に、思わずごくりと生唾を飲んだ。
典子は健太から顔を反らしたまま聞いた。
「あ、あなたを信じて抱かれれば、
本当にこのまま会社で働かせてもらえるのよね」
よほど男に騙されたことが堪えているのだろう。
典子は不安そうに何度か同じ問いかけを繰り返した。
「もちろんだよ。僕の言う通りにしてくれれば、
会社を辞めなくていいようにするよ」
健太は掌で下腹部を撫でながら、
典子に安心を与えるようにはっきりと答えた。
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