「それってセクハラ?」 第十三章・・・(紅殻格子)
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「それってセクハラ?」
十三
健太は使命感がメラメラ燃え立つのを感じた。
密命を言い渡して更衣室を出ようとする葉月に、
やられっ放しの健太は、一矢報いてやろうと疑問をぶつけてみた。
「この写真はどこのサイトに載っていたんですか?」
「確か『盗撮クラブ』って言うサイトだったと思うけど・・どうして?」
「いえ、如月課長ともあろう方が、
そんなサイトをご覧になっているとは思いもしなかったもので」
葉月はかっと顔を赤らめた。
「な、何を言っているの? ち、違うわよ。誤解しないで。
たまたまなの。間違えて検索しちゃったのよ」
むきになって否定する葉月を見て、健太は可笑しさを噛み殺した。
鬼課長と恐れられる葉月だが、三十五歳の独り寝を誤魔化すために、
毎夜猥雑なサイトを見ているのかもしれない。
(癒してあげたい)
典子も気の毒だか、健太は葉月の悶々とする熟肢を哀れに思った。
葉月のヒステリックな態度も、乾き切った心と体を愛で潤せば、
優しく心豊かな女へと戻るかもしれない。
健太は、懸命に言い訳する葉月を前に、
ふと甘酸っぱい想いを抱いている自分に気がついた。
つづく・・・
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健太は使命感がメラメラ燃え立つのを感じた。
密命を言い渡して更衣室を出ようとする葉月に、
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「この写真はどこのサイトに載っていたんですか?」
「確か『盗撮クラブ』って言うサイトだったと思うけど・・どうして?」
「いえ、如月課長ともあろう方が、
そんなサイトをご覧になっているとは思いもしなかったもので」
葉月はかっと顔を赤らめた。
「な、何を言っているの? ち、違うわよ。誤解しないで。
たまたまなの。間違えて検索しちゃったのよ」
むきになって否定する葉月を見て、健太は可笑しさを噛み殺した。
鬼課長と恐れられる葉月だが、三十五歳の独り寝を誤魔化すために、
毎夜猥雑なサイトを見ているのかもしれない。
(癒してあげたい)
典子も気の毒だか、健太は葉月の悶々とする熟肢を哀れに思った。
葉月のヒステリックな態度も、乾き切った心と体を愛で潤せば、
優しく心豊かな女へと戻るかもしれない。
健太は、懸命に言い訳する葉月を前に、
ふと甘酸っぱい想いを抱いている自分に気がついた。
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