『捨 て 犬』 第十二章
『捨 て 犬』
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(十二 )
英子はじっとなすがままにされている。
時折、英子の肌が掌に触れた。
張りつめた若い娘の肌が滑るような絹の手触りならば、熟女の肌にはビロードの優しく包み込むような柔らかさがあった。
やがてショーツとお揃いの、ブルーのブラジャーが現れた。
その内側には、今にも零れそうな乳房がふるふると震えている。
梅原は英子に覆い被さると、ブラジャーのホックを外した。
子供を産んでいない三十八歳の乳房は、はちきれんばかりの張りこそないが、息を吹きかけただけでたわむほど柔らかそうだった。
梅原は荒々しく両掌で二つの肉隆を寄せ集め、頂点でふるふると揺れる小さな突起を交互に口に含んだ。
「あ…あん…」
梅原が口唇で乳首を軽く吸うたび、英子は微かな歓喜な声を漏らして顔を左右に打ち振った。
瞳を閉じて口唇を僅かに開いたその横顔は、体の芯から湧き上がる悦楽に歪んではいたが、どこか安心しきった幸せな表情にも見えた。
梅原は片手で乳首を弄びながら、もう一方の手をゆっくりと下腹部へ這わせていった。
若い女ほどくびれはないが、ほどよく脂肪の乗った柔らかな肌が、ねっとりと掌にまとわりついてくる。
「いい肌触りだ」
「い、いや…恥ずかしい」
思わず口に出てしまった梅原からの感嘆に、英子は両手で顔を隠した。
「白衣の怖い先生からは想像できない女らしい体だよ」
「ああん…いじわる言わないで」
恥じらいに身をよじる英子から、小さなショーツを剥ぎ取った。
その布切れの大切な部分には、すでに不思議な形の染みができていた。
「ほら、もうこんなに濡れている」
「もう、バカ、バカ」
英子は両手で顔を隠したまま、首を小さく振った。
梅原はむちむちした白い太腿を撫ぜ、少しずつ固く閉じた両脚を開いていった。
深い草叢に覆われた英子の秘所が、徐々に梅原の目に鮮明な形を現してくる。
「あん、見ないで」
三十八歳の熟女が、処女のような恥じらいを見せて身悶えた。
梅原は草叢の奥に息づくクレパスを、すっと中指の先で撫で上げた。
「はうう…」
英子は全身を震わせて大きく喘いだ。
熱く火照った肉芯をなぞった指先は、糸を引くぐらい濃厚な淫液で濡れていた。
つづく…
皆様から頂くが小説を書く原動力です
「黄昏時、西の紅色空に浮かぶ三日月」に戻る
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英子はじっとなすがままにされている。
時折、英子の肌が掌に触れた。
張りつめた若い娘の肌が滑るような絹の手触りならば、熟女の肌にはビロードの優しく包み込むような柔らかさがあった。
やがてショーツとお揃いの、ブルーのブラジャーが現れた。
その内側には、今にも零れそうな乳房がふるふると震えている。
梅原は英子に覆い被さると、ブラジャーのホックを外した。
子供を産んでいない三十八歳の乳房は、はちきれんばかりの張りこそないが、息を吹きかけただけでたわむほど柔らかそうだった。
梅原は荒々しく両掌で二つの肉隆を寄せ集め、頂点でふるふると揺れる小さな突起を交互に口に含んだ。
「あ…あん…」
梅原が口唇で乳首を軽く吸うたび、英子は微かな歓喜な声を漏らして顔を左右に打ち振った。
瞳を閉じて口唇を僅かに開いたその横顔は、体の芯から湧き上がる悦楽に歪んではいたが、どこか安心しきった幸せな表情にも見えた。
梅原は片手で乳首を弄びながら、もう一方の手をゆっくりと下腹部へ這わせていった。
若い女ほどくびれはないが、ほどよく脂肪の乗った柔らかな肌が、ねっとりと掌にまとわりついてくる。
「いい肌触りだ」
「い、いや…恥ずかしい」
思わず口に出てしまった梅原からの感嘆に、英子は両手で顔を隠した。
「白衣の怖い先生からは想像できない女らしい体だよ」
「ああん…いじわる言わないで」
恥じらいに身をよじる英子から、小さなショーツを剥ぎ取った。
その布切れの大切な部分には、すでに不思議な形の染みができていた。
「ほら、もうこんなに濡れている」
「もう、バカ、バカ」
英子は両手で顔を隠したまま、首を小さく振った。
梅原はむちむちした白い太腿を撫ぜ、少しずつ固く閉じた両脚を開いていった。
深い草叢に覆われた英子の秘所が、徐々に梅原の目に鮮明な形を現してくる。
「あん、見ないで」
三十八歳の熟女が、処女のような恥じらいを見せて身悶えた。
梅原は草叢の奥に息づくクレパスを、すっと中指の先で撫で上げた。
「はうう…」
英子は全身を震わせて大きく喘いだ。
熱く火照った肉芯をなぞった指先は、糸を引くぐらい濃厚な淫液で濡れていた。
つづく…
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