『闇に抱かれて』 第十二章
『闇に抱かれて』
FC2 R18官能小説
(十二)
晶が覗いていた。
バックミラーを見ると、中腰になって後部座席の窓下から顔を半分だけ出している。
「ううっ!」
美也子は肉茎をくわえたまま、くぐもった悲鳴をあげた。
「しっ、騒ぐな。刺激しない方がいい。気づかないふりをしてそのまま続けるんだ」
「ん、ぐ、…襲われちゃうよ」
「大丈夫だ。ロックはしてあるし、すぐに車を発進させることもできる。それより見ろ。可愛い顔をしているぞ。まだ女を知らないんじゃないかな」
すっかり怯えていた美也子は、智彦の言葉に少しずつ平静を取り戻し、再び硬直した肉茎をゆっくり口に含んだ。
智彦は美也子の淫芯を指の腹で捏ねた。
「あ、ああ…だめ、見られていると思うとドキドキして…変な気持ち…」
「じゃあ、もっとよく見せてやろう」
智彦は肉茎をくわえさせたまま、助手席の窓に尻を付き出すように、美也子を四つん這いにさせた。
晶が助手席の窓へと移動してくる。
そのギラギラした目の前で、智彦はスカートを捲り上げた。
すでにショーツを剥ぎ取った下腹部に、秘唇を覆うものはなかった。
「ほら、丸見えだぞ」
かぶりつきの晶を意識しつつ、智彦は両手で尻肉を鷲づかみにして左右に押し開いた。
「んぐぐ…いやん…」
窓ガラスを挟んで僅か数十センチ―緑色の仄暗い暗闇の中、美也子の秘唇がぱっくりと晶の鼻先で開花した。
晶は大きく目を開いて小刻みに体を動かしている。
ドアに隠れて見えないが、己の肉茎をしごいているようだった。
「おい、お前を覗きながら少年がオナニーしているぞ」
「ううっ、いや、いやよぉ」
美也子は羞恥に身悶え、智彦の肉茎を狂ったようにしゃぶった。
智彦は美也子の痴態に満足しつつ、四つん這いの下腹部から秘唇へと指を這わせた。
「あっ、ああん」
「貞淑な妻だと思っていたのに、こんなに淫らな女だったとはな」
智彦は左手で乳房を揉みしだきながら、右手で荒々しく秘唇を嬲り回した。
「だって…いい、気持ちいいの…」
淫ら火を子宮に灯した美也子は、血走った晶の目の前ではしたなく腰を左右に振った。
「はあぁ、も、もういっちゃう…ねえ、美也子のオマンコいっちゃう…いくぅぅぅ」
体を激しく震わせた美也子は、うずくまるように崩れ落ちた。
荒い呼吸に丸まった背中が大きく波打っている。
ふと我に返った智彦は、窓の外にいる晶へ目配せした。
晶は名残惜しそうな表情で、ぺこりと頭を下げると車から離れて行った。
智彦はしばらく放心状態だった。
美也子が智彦の前で初めて叫んだ女性器の隠語が、ぐるぐる頭の中を駆け巡っていた。
無意識に口走ったのだろうか、使い慣れない言葉が咄嗟に出るはずもない。
だとすれば絶頂を迎えた時、そう絶叫するように美也子を仕込んだ男がいたのだろうか。
遠くでバイクの音がした。
智彦は恐る恐る美也子を見た。
智彦の知らない妻がそこにいた。
つづく…
皆様から頂く
が小説を書く原動力です
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(十二)
晶が覗いていた。
バックミラーを見ると、中腰になって後部座席の窓下から顔を半分だけ出している。
「ううっ!」
美也子は肉茎をくわえたまま、くぐもった悲鳴をあげた。
「しっ、騒ぐな。刺激しない方がいい。気づかないふりをしてそのまま続けるんだ」
「ん、ぐ、…襲われちゃうよ」
「大丈夫だ。ロックはしてあるし、すぐに車を発進させることもできる。それより見ろ。可愛い顔をしているぞ。まだ女を知らないんじゃないかな」
すっかり怯えていた美也子は、智彦の言葉に少しずつ平静を取り戻し、再び硬直した肉茎をゆっくり口に含んだ。
智彦は美也子の淫芯を指の腹で捏ねた。
「あ、ああ…だめ、見られていると思うとドキドキして…変な気持ち…」
「じゃあ、もっとよく見せてやろう」
智彦は肉茎をくわえさせたまま、助手席の窓に尻を付き出すように、美也子を四つん這いにさせた。
晶が助手席の窓へと移動してくる。
そのギラギラした目の前で、智彦はスカートを捲り上げた。
すでにショーツを剥ぎ取った下腹部に、秘唇を覆うものはなかった。
「ほら、丸見えだぞ」
かぶりつきの晶を意識しつつ、智彦は両手で尻肉を鷲づかみにして左右に押し開いた。
「んぐぐ…いやん…」
窓ガラスを挟んで僅か数十センチ―緑色の仄暗い暗闇の中、美也子の秘唇がぱっくりと晶の鼻先で開花した。
晶は大きく目を開いて小刻みに体を動かしている。
ドアに隠れて見えないが、己の肉茎をしごいているようだった。
「おい、お前を覗きながら少年がオナニーしているぞ」
「ううっ、いや、いやよぉ」
美也子は羞恥に身悶え、智彦の肉茎を狂ったようにしゃぶった。
智彦は美也子の痴態に満足しつつ、四つん這いの下腹部から秘唇へと指を這わせた。
「あっ、ああん」
「貞淑な妻だと思っていたのに、こんなに淫らな女だったとはな」
智彦は左手で乳房を揉みしだきながら、右手で荒々しく秘唇を嬲り回した。
「だって…いい、気持ちいいの…」
淫ら火を子宮に灯した美也子は、血走った晶の目の前ではしたなく腰を左右に振った。
「はあぁ、も、もういっちゃう…ねえ、美也子のオマンコいっちゃう…いくぅぅぅ」
体を激しく震わせた美也子は、うずくまるように崩れ落ちた。
荒い呼吸に丸まった背中が大きく波打っている。
ふと我に返った智彦は、窓の外にいる晶へ目配せした。
晶は名残惜しそうな表情で、ぺこりと頭を下げると車から離れて行った。
智彦はしばらく放心状態だった。
美也子が智彦の前で初めて叫んだ女性器の隠語が、ぐるぐる頭の中を駆け巡っていた。
無意識に口走ったのだろうか、使い慣れない言葉が咄嗟に出るはずもない。
だとすれば絶頂を迎えた時、そう絶叫するように美也子を仕込んだ男がいたのだろうか。
遠くでバイクの音がした。
智彦は恐る恐る美也子を見た。
智彦の知らない妻がそこにいた。
つづく…





