『蟻地獄』 第十六章
『蟻地獄』
十六
猛々しい肉茎が目の前に跳ね上がった。
ソファに座った川崎の股間に跪くと、その天を衝かんばかりに怒張した肉茎を手にした。
「パパのよりずっと元気だわ」
艶っぽい笑みを浮かべた佳美は、口唇をペロリと舐めて、グロテスクに脈動する川崎の肉茎を咥え込んだ。
鋼の凶器が佳美の顔を貫く。
「ああ、奥さん・・気持ちいい」
川崎は佳美の髪をつかみ、天井を見上げて征服欲に酔い痴れている。
佳美もうっとりと瞼を伏せて、若く逞しい肉茎に陶酔している。頬を窪ませて吸ったり、先端を舌先でなぞったりして、佳美は川崎に熟女のテクニックを教え込んでいく。
堪え切れなくなった川崎は、逆に佳美をソファに座らせて着衣をすべて剥ぎ取った。
「恥ずかしいよ・・川崎君」
全裸にされた佳美の両脚をゆっくりと開くと、川崎は整えられた陰毛の下、牝の匂いがする陰部へ顔を近づけた。
「奥さん、もうぐしょぐしょに濡れていますよ」
「ああん、言わないで・・」
間近から陰部を見つめられた佳美は、羞恥にもじもじと腰をくねらせた。
「ほら、糸を引いている」
川崎は玩具で遊ぶかのように、指先で佳美の陰部をいじくり始めた。
「い、いやっ・・ああ、ダメ、感じちゃう・・」
やや黒ずんだ肉片が綻び、鮮やかな濃桃色の花芯が見え隠れする。
両手で佳美の内腿を拡げた川崎は、舌先を尖らせて、ゆっくりと露になった秘肉を舐め上げた。
「ひ、ひいっ、おかしくなっちゃう・・」
両手で顔を覆った佳美は、イヤイヤするように首を横に振りながら、はしたないほど乳首が立った乳房を揺すった。
だが股間に顔を埋めて執拗に責める川崎に、佳美は堪らず自分から肉茎を懇願するしかなかった。
「ああっ・・ねぇ、お願い・・も、もう入れて欲しい・・」
「おやおや、高山課長の奥様ともあろう人が・・」
「いや、意地悪しないで・・欲しいの・・欲しくてあそこが疼いているのよぉ!
つづく…
「黄昏時、西の紅色空に浮かぶ三日月」に戻る
十六
猛々しい肉茎が目の前に跳ね上がった。
ソファに座った川崎の股間に跪くと、その天を衝かんばかりに怒張した肉茎を手にした。
「パパのよりずっと元気だわ」
艶っぽい笑みを浮かべた佳美は、口唇をペロリと舐めて、グロテスクに脈動する川崎の肉茎を咥え込んだ。
鋼の凶器が佳美の顔を貫く。
「ああ、奥さん・・気持ちいい」
川崎は佳美の髪をつかみ、天井を見上げて征服欲に酔い痴れている。
佳美もうっとりと瞼を伏せて、若く逞しい肉茎に陶酔している。頬を窪ませて吸ったり、先端を舌先でなぞったりして、佳美は川崎に熟女のテクニックを教え込んでいく。
堪え切れなくなった川崎は、逆に佳美をソファに座らせて着衣をすべて剥ぎ取った。
「恥ずかしいよ・・川崎君」
全裸にされた佳美の両脚をゆっくりと開くと、川崎は整えられた陰毛の下、牝の匂いがする陰部へ顔を近づけた。
「奥さん、もうぐしょぐしょに濡れていますよ」
「ああん、言わないで・・」
間近から陰部を見つめられた佳美は、羞恥にもじもじと腰をくねらせた。
「ほら、糸を引いている」
川崎は玩具で遊ぶかのように、指先で佳美の陰部をいじくり始めた。
「い、いやっ・・ああ、ダメ、感じちゃう・・」
やや黒ずんだ肉片が綻び、鮮やかな濃桃色の花芯が見え隠れする。
両手で佳美の内腿を拡げた川崎は、舌先を尖らせて、ゆっくりと露になった秘肉を舐め上げた。
「ひ、ひいっ、おかしくなっちゃう・・」
両手で顔を覆った佳美は、イヤイヤするように首を横に振りながら、はしたないほど乳首が立った乳房を揺すった。
だが股間に顔を埋めて執拗に責める川崎に、佳美は堪らず自分から肉茎を懇願するしかなかった。
「ああっ・・ねぇ、お願い・・も、もう入れて欲しい・・」
「おやおや、高山課長の奥様ともあろう人が・・」
「いや、意地悪しないで・・欲しいの・・欲しくてあそこが疼いているのよぉ!
つづく…
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