【特別寄稿】 最後に笑ったのは誰だ？
【特別寄稿】最後に笑ったのは誰だ？ 紅殻格子
まあ世紀末の茶番劇でした。
不信任案反対多数という結果から見ると、したたかな小沢の戦術が明らかになります。
つまり小沢が引き出したかったのは、菅首相の退任発言だったわけですね。
決して民主党が分裂崩壊するのは本意ではない。
そこで小沢は不信任賛成で菅首相にプレッシャーをかけ、ぎりぎりまで退任発言を待ち続けたのでしょう。
退任発言を得ることで、小沢は再度民主党においてキングメーカーとして復権することができます。
もちろん退任発言がなかった場合の保険もかけています。
民主党を割って出て自民党に合流することも、次善の策として用意してあるわけです。
つまり小沢はどちらに転んでも生き延びることができる。
まさに今回の政争で、小沢が一番実利を得たということになります。
最悪なのは自民党と公明党でした。
まんまと小沢に乗せられて、赤っ恥をかかされましたね。
自民の長老である森元首相など脳みそが筋肉でできているので、小沢の策略に敵うはずもありませんよね。
世論を裏切っての暴挙だっただけに、谷垣も山口も今夜は悔しくて眠れないことでしょう。
では本当に笑ったのは小沢なのでしょうか？
小沢の門前小僧の鳩山が、退任時期を明確にできなかったのが失敗でした。
鳩山は小牧長久手の戦いにおけるアホの織田信雄みたいなものですよ。
現状の世論としては、谷垣・山口↓、小沢・鳩山↓という評価なので、相対的に菅首相の株が上がったことになります。
菅首相も、この未曾有の時期に解散などと口走った失敗はあったものの、実質的には救われた恰好になりました。
退任を引き延ばしながら、人気が凋落した小沢・鳩山、そして自民・公明に対して、解散を武器に延命策をとる余裕ができたことになります。
或いはキングメーカーとして、意見の近い若手に譲ってもいいでしょう。
結局、菅総理の勝ちかもしれません。最悪は松木議員でしょうか？
でもどんな形であれ、政治は国民の信頼を失いました。
もう政治家は全員辞めさせて、賢人会議で国を運営するのもいいでしょうね。
皆様から頂く
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つまり小沢が引き出したかったのは、菅首相の退任発言だったわけですね。
決して民主党が分裂崩壊するのは本意ではない。
そこで小沢は不信任賛成で菅首相にプレッシャーをかけ、ぎりぎりまで退任発言を待ち続けたのでしょう。
退任発言を得ることで、小沢は再度民主党においてキングメーカーとして復権することができます。
もちろん退任発言がなかった場合の保険もかけています。
民主党を割って出て自民党に合流することも、次善の策として用意してあるわけです。
つまり小沢はどちらに転んでも生き延びることができる。
まさに今回の政争で、小沢が一番実利を得たということになります。
最悪なのは自民党と公明党でした。
まんまと小沢に乗せられて、赤っ恥をかかされましたね。
自民の長老である森元首相など脳みそが筋肉でできているので、小沢の策略に敵うはずもありませんよね。
世論を裏切っての暴挙だっただけに、谷垣も山口も今夜は悔しくて眠れないことでしょう。
では本当に笑ったのは小沢なのでしょうか？
小沢の門前小僧の鳩山が、退任時期を明確にできなかったのが失敗でした。
鳩山は小牧長久手の戦いにおけるアホの織田信雄みたいなものですよ。
現状の世論としては、谷垣・山口↓、小沢・鳩山↓という評価なので、相対的に菅首相の株が上がったことになります。
菅首相も、この未曾有の時期に解散などと口走った失敗はあったものの、実質的には救われた恰好になりました。
退任を引き延ばしながら、人気が凋落した小沢・鳩山、そして自民・公明に対して、解散を武器に延命策をとる余裕ができたことになります。
或いはキングメーカーとして、意見の近い若手に譲ってもいいでしょう。
結局、菅総理の勝ちかもしれません。最悪は松木議員でしょうか？
でもどんな形であれ、政治は国民の信頼を失いました。
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