『独りぼっちの部屋』・・・最終章
『独りぼっちの部屋』
最終章
FC2 Blog Ranking
隠れていたふしだらな悪魔が、小枝子の口を借りてその本性を露にした。
そして隆正を挑発するように、小枝子は自分から激しく腰をくねらせる。
隆正は魅入られたように、小枝子の陰部にいきり立った肉茎を突き立てた。
「あっ、あっ、気持ちいいっ!」
隆正にしがみついて、小枝子は狂ったように顔を左右に振った。
瞳は吊り上って三白眼となり、口許からはだらしなく唾液を垂らしている。
(これが小枝子か・・)
悪魔に憑依された小枝子を怯えながらも、下腹部の漲りは決して萎えようとはしなかった。
千切れるほどに揺れている乳房。
汗で密着する肌と肌。
濡れた花唇を蹂躙し続ける肉茎。
隆正の背中に回した小枝子の指が、爪先を立てて肉を抉り取っていく。
「うぐぐぅぅ・・め、捲れ返っちゃう・・あああぁぁ・・いくぅ、いっちゃう・・あ、あなた、私を離さないで!」
小枝子は首をぐんと背後に反らせると、下腹部をぴくっぴくっと何度か痙攣させ、死後硬直のように肢体を強張らせた。
逝った小枝子を見送った隆正は、避妊具もつけず、離すまいと締めつける秘奥へと射精した。
「女・・か」
そう最後に呻くと、隆正は小枝子の体にぐったりと覆い被さった。
荒い呼吸だけが部屋に木霊している。
もう隣の嬌声も聞こえない。
二人きりの部屋。
隆正は小枝子の乳房に顔を埋めて小さく何度も独り頷いた。
「自分の居場所・・」
やっと見つけることができたのかもしれない。
小枝子の淫らな悪魔こそが、隆正が心憩える終の棲み家だった。
帰ろう。
もうこの部屋はいらない。
髪を振り乱して気を失いかけている小枝子へ、隆正は軽く口唇を合わせた。
――閉幕――
皆様から頂くが小説を書く原動力です
応援よろしくお願いいたします
『紅殻格子メディア掲載作品&携帯小説配信サイト』紹介
にほんブログ村 恋愛小説(愛欲) FC2官能小説 人気ブログランキング~愛と性~
最終章
FC2 Blog Ranking
隠れていたふしだらな悪魔が、小枝子の口を借りてその本性を露にした。
そして隆正を挑発するように、小枝子は自分から激しく腰をくねらせる。
隆正は魅入られたように、小枝子の陰部にいきり立った肉茎を突き立てた。
「あっ、あっ、気持ちいいっ!」
隆正にしがみついて、小枝子は狂ったように顔を左右に振った。
瞳は吊り上って三白眼となり、口許からはだらしなく唾液を垂らしている。
(これが小枝子か・・)
悪魔に憑依された小枝子を怯えながらも、下腹部の漲りは決して萎えようとはしなかった。
千切れるほどに揺れている乳房。
汗で密着する肌と肌。
濡れた花唇を蹂躙し続ける肉茎。
隆正の背中に回した小枝子の指が、爪先を立てて肉を抉り取っていく。
「うぐぐぅぅ・・め、捲れ返っちゃう・・あああぁぁ・・いくぅ、いっちゃう・・あ、あなた、私を離さないで!」
小枝子は首をぐんと背後に反らせると、下腹部をぴくっぴくっと何度か痙攣させ、死後硬直のように肢体を強張らせた。
逝った小枝子を見送った隆正は、避妊具もつけず、離すまいと締めつける秘奥へと射精した。
「女・・か」
そう最後に呻くと、隆正は小枝子の体にぐったりと覆い被さった。
荒い呼吸だけが部屋に木霊している。
もう隣の嬌声も聞こえない。
二人きりの部屋。
隆正は小枝子の乳房に顔を埋めて小さく何度も独り頷いた。
「自分の居場所・・」
やっと見つけることができたのかもしれない。
小枝子の淫らな悪魔こそが、隆正が心憩える終の棲み家だった。
帰ろう。
もうこの部屋はいらない。
髪を振り乱して気を失いかけている小枝子へ、隆正は軽く口唇を合わせた。
――閉幕――
皆様から頂くが小説を書く原動力です
応援よろしくお願いいたします
『紅殻格子メディア掲載作品&携帯小説配信サイト』紹介
にほんブログ村 恋愛小説(愛欲) FC2官能小説 人気ブログランキング~愛と性~