『真夜中のセールストーク』 第十章・・・(紅殻格子)
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『真夜中のセールストーク』
10・
顎の疲労が極度に達した時、健嗣は美帆をそのままソファにうつ伏せた。
そして四つん這いになった美帆のスカートとショーツを下ろすと、背後から唾液まみれの肉茎を挿入してきた。
「あう・・」
まだ十分濡れていない美帆の花奥に痛みが走った。
だが若い健嗣は機械のように激しく肉茎を突いてくる。
「く、くうぅ・・」
美帆が感じていると勘違いした健嗣は、いっそう肉茎の動きを強めていく。
仕事もしないで一日ゴロゴロしているせいか、健嗣の性欲は留まるところを知らなかった。
まるでレイプのように背後から犯されながら、美帆は横暴な健嗣の性欲を何とか受け入れようとした。
(ああ、私は結婚を勘違いしていたんだわ)
美帆にとっての結婚は、営業の仕事と同じで、毛並みの良い獲物を狩るゲームだった。
健嗣を愛していたのではなく、羨望と嫉妬の眼差しを浴びたかっただけなのかもしれない。
花奥の襞が悲鳴を上げている。
「感じるかい?」
「え、ええ・・感じるわ・・」
美帆はそう答えると、快楽にではなく、込み上げる痛みに体をよじった。
健嗣は、美帆のヒップを鷲づかみにして、これでもかと肉茎を打ちつけてくる。
「気持ちのいいところで悪いんだけど、参考書を買ったら小遣いが足りなくなったんだ。明日臨時で貰えるかな?」
「い、いくらなの?」
「一万円でいいんだ」
「・・わかったわ」
「よし。お礼に今夜はたっぷり可愛がってあげるからね」
パチンと指を鳴らすと、健嗣は美帆をソファの上で仰向けに寝かせ、上から覆い被さってきた。
美帆にはわかっていた。
健嗣は福祉介護の参考書を買ったのではなく、パチンコで有り金を摩ってしまったに違いない。
疲労と痛みはピークに達していた。
四面楚歌の苦悩に、気丈な美帆も女の脆さを感じずにはいられなかった。
だが美帆を救ってくれるどころか、その苦悩に気がついてくれる人さえいないのだ。
(助けて・・もうこれ以上頑張れない)
美帆は、花奥の軋みに偽りの喘ぎあげながら、心の中では偽らざる悲鳴をあげていた。
つづく・・・
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『色褪せぬ薔薇』 作品紹介・・・・(電子書籍「遊スタ」より引用)
※ 来年60歳になる秀明は住宅用建材メーカーの重役で、25年前は仙台支社にて営業をしていた。単身赴任で仙台にやってきた秀明は、やがて同僚の葉子と社内不倫の関係を持つようになり、夜毎、互いに体を貪り合い、熱い情事を繰り返した。 だが、秀明が東京の本社へと戻ったことをきっかけに、ふたりは別れ離れになってしまう。 久しぶりに、仙台を訪れた秀明は、彼女に会うことにするが、そこで部下から知らされた葉子の衝撃的な事実とは?
愛に包まれた感動のエピローグに乞うご期待!※
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