心の闇④ 現代嬥歌会(かがい)考(その6)…降矢木士朗
心の闇④ 現代嬥歌会(かがい)考(その6)…降矢木士朗
FC2 R18官能小説
見ず知らずの奥様に、恋人である男性の肉茎を横取りされた女性は、股間に伸びた彼氏の手を振り払うと、ご主人の手を引いて抱き寄せたのです。
そしてご主人の大きくなった逸物を躊躇いもなくくわえました。
「んぐぅ、凄く大きい」
その豹変ぶりに男性が吃驚しています。
男性への嫉妬からでしょうか、それとも女の淫らさが臨界点を越えたからでしょうか、女性は狂ったようにご主人の肉茎をしゃぶり始めました。
ご主人は個室で見ている私達に向かってそっとOKサインをくれました。
月絵はあっと小さく叫びました。
「そうか、まず奥さんが男性を引き離して、嫉妬した女性を取り込んでしまう段取りなんですね」
「もしご夫婦が先に女性を口説いたとしたら、男性への配慮から女性は避けていたかもしれないね」
「ええ」
「性的に多情である男性には、数多くの女性と交接しようとする本能がある。ところが女性の性行動は子供の父親を決定しなければならないため、基本的に多淫を好まない」
「それでも女性が乱交を受け入れてしまうのは・・・あっ、一人だけ性行為から取り残されるのを回避したいから?」
「生物学的には発情期を空胎で終ることへの恐れがある。だから人間の結婚適齢期などという概念は、空胎の回避を促す知恵なのかもしれないね」
「それで麻美さんは・・・」
「しっ・・いいよ、もうそんなことは・・」
私は指で月絵の口唇を押さえると、平手打ち覚悟でヒップにそっと手を回してみました。
「あっ、先生・・」
一瞬月絵は瞳を大きく見開きましたが、顔を真っ赤にして俯いてしまいました。
下着の上からですが、小ぶりできゅっと引き締まった肉感が掌に伝わってきます。
「本気で先生が望まれるなら・・私・・」
「いいのか?」
「は、はい・・でも、私、初めてだから・・」
「よし、月絵君、我々もオープンルームへ行って、彼等の行為に参加してみようじゃないか」
「・・はあ?」
刹那、月絵の瞳が暗く私の顔を見据えました。
パンッ。
やはり平手打ちが私の頬に炸裂しました。
月絵は乱雑に衣服を身につけると、私の耳許へ低く重い声で囁きました。
「どうぞ、お一人でごゆっくり」
オープンルームで二組の男女が交わうのを尻目に、月絵は私を置き去りにしてカップル喫茶を出て行ってしまいました。
私は交わり合う二組のカップルを名残り惜しげに見ながら、カップル喫茶を後にしたのでした。
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その豹変ぶりに男性が吃驚しています。
男性への嫉妬からでしょうか、それとも女の淫らさが臨界点を越えたからでしょうか、女性は狂ったようにご主人の肉茎をしゃぶり始めました。
ご主人は個室で見ている私達に向かってそっとOKサインをくれました。
月絵はあっと小さく叫びました。
「そうか、まず奥さんが男性を引き離して、嫉妬した女性を取り込んでしまう段取りなんですね」
「もしご夫婦が先に女性を口説いたとしたら、男性への配慮から女性は避けていたかもしれないね」
「ええ」
「性的に多情である男性には、数多くの女性と交接しようとする本能がある。ところが女性の性行動は子供の父親を決定しなければならないため、基本的に多淫を好まない」
「それでも女性が乱交を受け入れてしまうのは・・・あっ、一人だけ性行為から取り残されるのを回避したいから?」
「生物学的には発情期を空胎で終ることへの恐れがある。だから人間の結婚適齢期などという概念は、空胎の回避を促す知恵なのかもしれないね」
「それで麻美さんは・・・」
「しっ・・いいよ、もうそんなことは・・」
私は指で月絵の口唇を押さえると、平手打ち覚悟でヒップにそっと手を回してみました。
「あっ、先生・・」
一瞬月絵は瞳を大きく見開きましたが、顔を真っ赤にして俯いてしまいました。
下着の上からですが、小ぶりできゅっと引き締まった肉感が掌に伝わってきます。
「本気で先生が望まれるなら・・私・・」
「いいのか?」
「は、はい・・でも、私、初めてだから・・」
「よし、月絵君、我々もオープンルームへ行って、彼等の行為に参加してみようじゃないか」
「・・はあ?」
刹那、月絵の瞳が暗く私の顔を見据えました。
パンッ。
やはり平手打ちが私の頬に炸裂しました。
月絵は乱雑に衣服を身につけると、私の耳許へ低く重い声で囁きました。
「どうぞ、お一人でごゆっくり」
オープンルームで二組の男女が交わうのを尻目に、月絵は私を置き去りにしてカップル喫茶を出て行ってしまいました。
私は交わり合う二組のカップルを名残り惜しげに見ながら、カップル喫茶を後にしたのでした。
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